寄せられた体験談

 皆様から寄せられた体験談は、まずはこのページでご紹介し、編集できたものから、テーマ別に「田んぼにおける問題と解決」「畑における問題と解決」「果樹園における問題と解決」のページへ掲載していきます。

≪最新の投稿記事≫

・田植え後の除草(水草)について

今年から奈良県桜井市の集落の一角の田んぼ(昨年まで休耕田)をお借りしてはじめて田植えをしました。今のところ水もよく入り、稲の育ちも順調です。水がよく入っているせいか雑草も少なく、草刈は順調に進んでいます。

ただ、田んぼの水の表面に小さな緑の浮草のようなものがびっしり張っているのが少し気になります。水の入り口の上手にある田んぼは全て慣行農なので、肥料の混ざった水が入り込むのはある程度避けられないのかなとは考えていましたが、そのせいで水が富栄養価して浮草が繁茂しているのかもと考えています。

根付いてる草でないのでほおっておいてもよいものか、できる限り(例えば網などで)すくって取り除いたほうがよいものか。もし何かご経験のある方がいらっしゃったら教えてください。(2017/7/10 大阪府 M.Yさん投稿)

 →この体験談は、「田植え後の除草(水草)について」へ、掲載いたしました。(2017/8/4)

・鳥獣害 

今日、じゃがいもの土寄せに行こうと赤目自然農塾の実習畑に向かいましたら一足先にイノシシとおもわれるものに根こそぎ新ジャガを持っていかれておりました。 がっくりしてここでは栽培は無理だな。と思いダイス等の種まきもやめてしまいました。

ナス トマト ピーマンの苗床作りの処も無茶苦茶にされていました。

脱力感半端ないです。

自然農の方々はこんなときどのような心の持ち方をされるのでしょうか?

教えて下さい!(2017/6/9 大阪府 Pさん投稿)


 →この体験談は、「鳥獣害」へ、掲載いたしました。(2017/6/20)

・生姜の保存について 

台所における少量の場合

 寒い冬期は低温で腐りやすいゆえに、新聞紙に包んで木箱や段ボールにいれて冷たい空気に直接触れないようにしています。

 暖かい春、夏、秋季はそのままです。乾燥を防ぐために湿りを保つようにしますが、かびがつくので箱等で密閉しないようにしています。

 

冬期の保存 それなりに量のある場合

 壷、甕等に土を入れ、その中に堀り上げた生姜を埋め、雨の入らないようにふたをして置き、必要時、必要量を掘り出して使う。

 暖かい台所の隅、あるいは雨の降りかからない南側のひさしの下に、壷を九割くらい地中に埋めて低温にならないようにする。

 低温、乾燥、湿り過ぎに配慮する。

 生姜の種は冬期保存が困難ゆえ買入しています。

(2017/5/8 奈良県 川口由一さん投稿)


 →この体験談は、「生姜の保存について」へ、掲載いたしました。(2017/6/20)

・水稲の除草について

僕は約二ヶ月間、苗床で苗を育ててから定植する方法をとっています。

苗床づくり(種降ろし)は四月二十日頃で、田植えは六月二十日頃から。(奈良大和盆地における)

苗床で二度幼苗の足元の草を抜く。

 

定植後の除草

 六月中に田植えを行ない、七月初旬から八月初旬までの約三十日から四十日間の作業。冬草は自然に枯れ死んでいきますが、夏草が生命力盛んにして育っていますゆえに、その成育を断つ、あるいは押さえる作業です。一本の苗が分けつ盛んとして幼穂形成期に入るまでの期間のみ、草に負けないで元気よく育つようにとの手助けです。茎を増やしながら成長をし、分けつを終えた後は足元で草が育ち繁るに任せます。除草の作業は稲の成長を損ねないよう、特に根の成長を損ねないよう心配りをして作業を進めます。

 八月初旬の最後の除草作業は地上部のみ刈ってその場に敷くようにして、足元の敷き草や枯れ草の下、あるいは土中に鎌を入れないように作業を進めます。できる限り稲の根を痛め損ねないようにとの配慮です。

 稲が前半の三〜三ヶ月半、他の夏草に負けずに元気に育てば後半の三〜三ヶ月半は足元に種々の草が元気に生きて、それらの草に小動物が生かされて、動植物が一体となって活動盛んとして稲も元気に育つことができます。

 また足元における過去の亡骸の層では小さな小動物、微生物が活動盛んにして水田全体の活動盛んとなります。草は小動物を生かし、小動物は草々や稲を生かし、草々小動物の排泄物や死体は水田を肥沃にして、稲の豊かさと健全さをもたらしてくれます。

(2017/5/8 奈良県 川口由一さん投稿)


 →この体験談は、「水稲の除草について」へ、掲載いたしました。(2017/6/20)

・畑の畝の立て方について

私が7年前から借りている畑は、南向きの少し(10度ほど)傾斜のあるところです。

 

いちばん南側は、土留めを考えて東西にひと畝、後は南北に畝を立てました。(自然農の畝たては南北と思い込んでいました。)

初年度から自家採種で栽培しているソラマメが南側(傾斜の下側)が育ちが良く。北側(上側)の育ち方がよくありません。

奈良県Fさんの投稿から"養分が下に流れてしまう…"という文を見つけて、南側が育ちがいいことに納得がいきました。

最初借りた場所は頑張って畝立てしたのですが、3年前からお借りした蜜柑畑後(続きの西側)は畝立てせずに利用しています。…方向を変えやすいそちらから東西に植えてみようかなと考えています。            (2017/5/9 長崎県 K.Yさん投稿)


 →この体験談は、「畑の畝の立て方について」へ、掲載いたしました。(2017/6/10)

・草刈りのあんばいについて

小さな畑を借りて自然農を試みている初心者です。

 

湿度の高い時期によく感じるのですが、草を刈ってその場に敷いておくと、そのすぐ後に作物が弱っていることが何度もありました。(草刈りで傷つけたわけではありません)

作物が弱らないまでも、敷いた部分だけが他の部分よりじめじめ、ぐしゃっとした感じになってあまり良くない雰囲気に感じられることが多くあるのです。

草が吸い上げて蒸散していたぶんの水が滞って過湿になるせいかと解釈しているのですが、同じようなことを感じられる方はいらっしゃいますか?

(2017/4/26 岡山県 tamaさん投稿)


 →この体験談は、「草刈りのあんばいについて」へ、掲載いたしました。(2017/5/21)

・オケラ ~試みと失敗気付き~

毎年、オケラに種籾を食べられています。その都度、色々と試し、失敗を重ねてきました。

「その中で培った対策」という投稿ではなく、時系列にまとめながら、失敗したこと、その過程で気付いたことを書きたいと思い、投稿しました。

 

 

棚田全体の様子

・川の水が少なく、真夏は水の引き込みに苦労する。

・それでいて全体的に水はけが悪く、特に水路側は湿気が多い傾向。

・棚田の三方は、高い樹に囲まれている。

近年、田んぼを借りる人が増えてきました。人手が増えたので、共同作業にて棚田全体の治水に着手出来るようになりました。とても学びが楽しいです。

こうした背景の棚田にて、今年で9回目のお米作りを迎えます。

 

田んぼの様子

赤目自然農塾の山の斜面にある棚田で、縦長に二区画分、友人とお借りしています。

1年ごとに、水路側と畦道側を交代で応じています。

2014年(水路側の田んぼ)

4月13日

湿気が強いため、苗床の乾燥を促すことも兼ねて、モグラ溝だけ先に設けた。

4月下旬

土の状態、良好。宿根草の根を除き、種降ろし。覆土、草、土の鎮圧をシッカリした。

5月初め

苗床が蒸れて、沢山のオケラやナメクジを招く。10本程度しか発芽せず。

反省

土と草の被せ過ぎ。鎮圧不足。

来年の課題(周囲のお話を伺い、感じたこと)

  • オケラが走りにくいよう、鎮圧はしっかり行う。
  • 高温多湿の気候下では、草が多いと蒸れやすく、覆土も多過ぎると発芽が遅れるそうだ。その年、その地域の気候と、田んぼの湿気の度合いを考慮して、草や土の被せ具合を工夫していきたい。
  • 湿気が多いため、15センチほどの縁にして乾燥を促した。(反面、オケラは苗床に届きやすくなると伺った。)来年は、苗床の縁を30センチにして観察したい。
  • 種降ろしの時期を、5月上旬ギリギリに行うのも一つの方法とのこと。

 

 

2015年(排水口側の田んぼ)

4月26日

苗床の縁は30センチにし、香米(ジャポニカ)と赤米(モチ)を半分ずつ種降ろし。しっかり鎮圧。蒸れないか気になり、草や土は少な目に被せた。鳥除けの応じ方、草や土の被せ具合に過不足がないか、気にかかる。

5月10日

香米は、鳥が頭を突っ込んで食べた形跡有り。7割発芽。追加蒔きせず。赤米は、土が浮かされ7割ほど食べられた。鎮圧が足りず、オケラの侵入を許してしまった。芽が出ている籾もあるので、芽や根を損ねないよう、浮かされた土は手の平で押さえた後、追加蒔きした。発芽した種籾があるので、教わった通り苗床に米ヌカを補う。全体的に草が少なく、土が見えて乾燥していた。不足が心配だった草を追加し、水も少し与えた。

5月16日

香米も赤米もオケラに入られて、合わせて20本を残し、残りは全部食べられた。1センチほど発芽していた種籾も、芽が千切られて籾殻の中身はきれいに食べられていた。草を除き、全体に土が浮いていたので、出芽の20本を損ねないようゲンコツで土を鎮圧(手の平だと弱かったため、ゲンコツにした)。何度も何度もゲンコツで鎮圧、表面が少し凸凹したので手の平でならす。また、苗床にモグラが走り、盛り上がった土やモグラ塚があった。「モグラは虫を食べるし、穴を潰したとき20本の種籾の根を損ねるかもしれない」と思い、モグラ穴や塚をそのままにして種籾を播いた(穴は、田んぼに水を入れる頃に塞いだ)。種籾が土と面一になる位まで軽く押し、覆土せず、草を多めに被せて手の平で鎮圧(多めと言っても実習田の量より少ない)。モグラ穴の所は空気が通ると思い、乾燥しないよう多めに草を被せた(実習田くらい)。鳥が草を掻き分けないよう、草を押さえる細い枝を新たに追加した。

5月31日

9割がた発芽。時期が遅い分、前回の残りの20本と比べると幼いが、元気に育っている。生長した苗の妨げになるので、草に載せた枝は除く。日が当たるよう、鳥除け用の枝もゆったりとした感じに組み直す。

この年、初めて苗が自給出来、収穫に至った。

覆土しなかった理由

  • 同じ棚田の人のお話を伺う中で、「土が湿っていて団子状になり、覆土できなかったので草を多めに被せて鎮圧した」とのお話が気になったから。(この人の苗は見事だった。)
  • 土と草の被せ過ぎでオケラを招いたので、蒸れない様にしたかったから。
  • 飼育されているオケラは、普段から地中で過ごし、地中を移動して食事をしている(捕食者に狙われないためかな?)。餌やりは、オケラの通り道(地中)や地上への出入口付近に置かれていた。また、田んぼで見かけるオケラは、掘り出されるとすぐ地中に潜ろうとする。これらのことから、草を被せていたとしても、覆土しなければオケラの身体は地上に出ることになり、この状態をオケラは嫌がるかもしれない、と思った。

この年の感想

念入りに鎮圧しても土は浮かされる。力が弱くても、しっかり鎮圧出来る応じ方がないかな、と思った。とは言え、初めて苗を自給でき、獣害もほとんどなく、収穫出来てうれしかった。何度も播き直す過程で、なんとなく「オケラがいても問題にならない、すき間」があるように感じた。同時に、覆土しない応じ方を来年も行い、観察を続けたい。

 

 

2016年(水路側の田んぼ)

5月初め

この年は、いつもより時期を遅らせ、5月初めに種降ろしをした。この年も覆土せず、青草のみ。鎮圧も更に念入りにした。

一週間後

オケラが走ったが、5割発芽。苗床全体の土が浮かされた様子はなく、苗床の縁を利用して移動し、縁周辺の種籾を食べている。鎮圧の効果を感じた。同時に、「苗床の縁は草があるので、湿気があり土が軟らかいため、オケラは住み易い」と思った。苗床の乾燥にも繋がるので、試しに苗床の縁の一部を削ってみた。

5月半ば

ほぼ全滅。1センチほど芽が出た苗も、食べられている。紫黒苑、香米(ジャポニカかタイか忘れました)、赤米(モチ)の発芽させた種籾を頂いたので、蒔き直した。

5月下旬

紫黒苑、香米は8割発芽、赤米は3割。残りはオケラに食べられた。

その後、紫黒苑は極晩生で赤目の気候に合わず、収穫出来ず。残りのお米も、育ちはしたが後に獣害を受けた。

この年の感想

湿気が強くオケラがいる田んぼでは、「覆土なし、草で湿気調整」の方がオケラが走りにくいように感じた。種籾を降ろす土表面も、覆土されていないだけ多少乾燥気味なのも、オケラには辛いのかもしれない。しかし、種籾には適度な湿気は必要だし、おなかが空いたら、オケラは何が何でも食べに来るとも感じる。決まった方法はなく、オケラも田んぼのいのちの一部と受け入れるしかない。同時に、オケラがいても問題にせず、種籾が発芽する「すき間」があるようにも感じている。

収量は少ないが、実りの多い学びで楽しかった。

 

 

ここ3年間、色々と試したことは、どれも成功とは言い難いです。

ですが、これらの失敗から下記のことに気付かされました。

  • オケラの食害を受けにくい「すき間」を感じたことで、「いのち」全体を見ていなかった事に気付かされた。
  • 鎮圧は効果があるように感じる。

 

何年もかけて、漸く自然農のスタートラインに立ち始めたように思います。

今後は、日照時間の長さ、風通しの良さ、土の湿り具合、気候、オケラやお米、草々のいのちに目を向けて、自身の田んぼだけではなく、もっと広い視野からいのちを見ることが出来たら良いなぁ、栽培に繋げられたらいいなぁと思います。また、水の巡りが悪い田んぼ全体の整えも、共同作業を通じて学べたらうれしいです。

(2017/4/24 大阪府 Uさん投稿)

 →この体験談は、「オケラ ~試みと失敗と気付き~」へ、掲載いたしました。(2017/5/20)

・「クルミの近くの畑で、色々な作物の育ちが悪い」について、考えられること

 

  • 大豆の育ちが悪かったのは、日陰ゆえ、乾燥地ゆえ、養分過多ゆえ、種降ろしの時期が早すぎる、遅すぎる等々が理由に考えられます。
  • クルミが冬季に落葉するならば、落ち葉が年々重なって腐植土の層が上にできて、半日陰でも育つ野菜、或いは秋季から来春新葉が出るまでの冬季に、菜葉類はバラ蒔きで育つのではないでしょうか。又、宿根草のニラ、ミョウガ、フキ等も、クルミの下で育つのではないでしょうか。僕は、クルミの木のあるところでの経験はありませんが、今年育たなくても来年、数年後には育つ場に変化することも考えられますね。
  • いずれの生物達も、自らを生きるに必要なものを誕生したときから与えられ、備え持っているはずです。又、それぞれの生物達、殺し殺され、生かし生かされの関係であり、一体であると同時に個々別々の存在であり営みです。年々の気候にも、土地の変化にも左右される存在でもあり、常に試みること挑戦することが大切であり、楽しいことでもあります。いろいろと試みてください。

(2017/4/8 奈良県 川口由一さん投稿)


 →この体験談は、「クルミの近くの畑で、いろいろな作物の育ちが悪い 」へ、掲載いたしました。(2017/5/10)

・ジャンボタニシによる稲の被害と、プラス面

 

マイナス面

ジャンボタニシは常に田んぼの溝を行き来しているので、溝際の草が無くなり、畝の肩が崩れる。そうすると、溝際の稲の根が露出してきて、それをジャンボタニシが食べるので、稲の生命活動が衰える。昨年2016年は、田んぼにジャンボタニシが出始めて3年目だったが、その被害が顕著になった。耕していないので、田んぼの一面にジャンボタニシが這いずり回ることは無く、被害は溝際だけ。

 又、水田全体の稲の茎に多く産卵を長期間に渡ってやりますので、稲の生育に支障をきたしているのでは、と感じます。

 

プラス面

ジャンボタニシの6割は、越冬できずに死ぬそうです。その亡骸や排泄物や卵の殻が糧になり、稲を健やかに育ててくれる。ジャンボタニシの殻や産卵した赤い卵の殻にはカルシウム分が多いそうです。こうしたものをはじめ、田んぼに今までに無かった成分をもたらしてくれる。そうしたプラス面もあると考えられます。

(2017/3/28 奈良県 川口由一さん投稿)


 →この体験談は、「ジャンボタニシによる稲の被害と、プラス面」へ、掲載いたしました。(2017/5/10)

・笹や竹の葉を畑に使う

<赤目自然農塾での質疑応答より>
 笹や竹の葉は、種をまいた上にかけてもいいのですか。

 

 笹や竹の葉は、朽ちるのが遅いので、ジャガイモなどを植えた後にかけると良いけれど、繊細な野菜の時は避けたらいいですね。

 

体験談: えんどうとえんどうの間の草刈りの後に、竹の葉をたくさん敷き詰めると、草が伸びるのが抑えられ、敷かない時は2、3回草刈りをしましたが、1、2回の草刈りで済みました。

 

枝の部分は、なかなか朽ちないので、邪魔でなければそのままに、次の作物の邪魔になったら違うところによけることもしました。

さらに、えんどうが終わるころ、この畝の真ん中にウリ科を植えたら、土がとても豊かになって、今までなかなか育たなかったウリ科がとても元気に育つようになりました。笹の葉は、春に1日でとても大きく育つので、エネルギーが強く、朽ちた時には養分も強い力となるのだなと感じました。(2017/3/12 奈良県 三輪淳子さん投稿)


 →この体験談は、「えんどうの間に笹をしく」へ、抜粋して掲載いたしました。(2017/5/6)

 →この体験談は、「笹や竹の葉を被覆に使う」へ、抜粋して掲載いたしました。(2017/5/6)

・えんどうの支柱の藁が風でゆれる

<赤目自然農塾での質疑応答より>
 えんどうの支柱の藁(わら)が春風に吹かれてしまって、いつもゆれているので、えんどうがツルをからませにくくなっているように見えます。

 

 わらを少し長めにしておいて、下を地面の中に埋めると、風で飛びにくいです。(2017/3/12 奈良県 三輪淳子さん投稿)


 →この体験談は、「えんどうの支柱の藁が風でゆれる」へ、掲載いたしました。(2017/5/6)

・獣害にあわない作物

赤目自然農塾もそうですが、獣害による作物の被害が増えています。

  • イノシシ
  • サル
  • 鹿
  • ネズミ

 

など、昨今増えているように思います。

他にも

  • タヌキ
  • アライグマ
  • ヌートリア

 

など地域によって様々な獣害に悩まされていると思いますが、

それに対する対策、また、特定の獣の害にあわない作物など教えて頂ければ嬉しいです。

(2017/3/19 奈良県 小岩洋貴さん投稿)

 →この体験談は、「獣害対策、獣害にあわない作物」へ、掲載いたしました。(2017/4/3)

・自家採種のニンジンが太く短い

奈良の三笠山のふもとの段々畑で自然農に取り組んで3年目です。

3年前に西洋ニンジンの自家採種の種を頂き、今までつないできました。

1年目は赤目の畑で立派に育ち、太さ、長さ共に良く育ってくれて、種をつないでいるのですが、2年目、3年目は家の近くの三笠山の畑で育てて、株元が太い物はあるのですが、全体的に短くなってしまいました。

 

問題点として考えていたのは

  • 日照時間の短さ(8時半頃~16時頃まで)
  • 畝立てをして時間が浅いための地力の無さ
  • 畝の立て方(段々畑の枕畝に植えているが、畝幅60cmくらい高さ15cm)
  • 畝の小石の多さ(3cm大以下のものは取り除いていません)

     

と、考えていたのですが、同じ畝に川口さんの勉強会で頂いたニンジンの種を植えると、葉は大きく、株元は太く、長さも長く育ちました。

 

品種の違いもあるとは思うのですが、採種の違いもあるのかと思い、

  • より良い採種の方法
  • 短くならない工夫
  • 短くなる理由

 

など教えて頂けたらと思い投稿いたしました。

どうぞ、よろしくお願いいたします。(2017/3/19 奈良県 小岩洋貴さん投稿)


 →この体験談は、「自家採種のニンジンが太く短い」へ、掲載いたしました。(2017/4/3)

・ダイコンがハクサイダニの被害を受けた

 

有機栽培の畑の片隅を借りて、自然農にて野菜を育てています。

水田に2メートル弱の高さで土を盛った畑地で、日当り、風の通り、水はけは良好です。雨の少ないときは乾きやすいですが、冬季は比較的湿りが保たれています。夏季の最高気温は平均30℃位、厳寒期の最低気温は平均で氷点下1℃前後です。

夏から秋にかけては、こぼれ種の中玉トマトやカボチャを育て、秋から冬にかけて大根をバラ播きにするということをここ3年ほど続けています。

 

去年の9月初めに源助大根、二年子雪の下大根の古種(2〜3位前に購入したもの)をバラ播きしました。他に前年のこぼれ種(源助大根、大蔵大根、ビタミン大根等、交雑の可能性あり)も発芽したと思われます。

間引きはほとんどせず、あまり手をかけていませんが生育は良好で、太い大根も収穫できました。

霜が強く降り始めた12月から1月頃は、外側の葉が霜でしおれる程度で中の方の葉は青々としていましたが、2月になると茎葉全体が白っぽく枯れたようになりました。よく見ると茎にハクサイダニの群れが動いていました。

 

ハクサイダニは、胴体は黒く脚は赤い色をしており、1ミリ弱ほどの大きさで、夏季は卵で休眠していますが、低温期になると発生し、ほとんどの冬野菜や野草に寄生し茎葉から汁を吸い、被害を受けた株は葉が白っぽくなり枯死します。そのため葉物野菜での影響が甚大です。低温期のため天敵がいないとのことです。

有機農家さんの話しでは、この畑は以前からハクサイダニの発生が多いので、発生前に収穫を終えるような作付けや比較的被害の少ないキャベツを作るなどの工夫を行なっているようです。

 

観察してみると、大根をバラ播きしたまま間引きせず、密集状態になっているところでは被害がひどいのですが、そのすぐ隣で大根がまばらに生えてきて、他の草とともに育ったところでは葉が青々としていて、近くにある水菜にも被害がありません。

 

風通しに関しては、植生の量に違いはなく、どちらも変りはないように思われます。

 

被害を受けていないところでは、大根の一株一株に十分な空間があることで、大根のいのちが健全に育まれたと考えられること、周囲には様々な草が共に生えて多様性が保たれていることで、ハクサイダニが大根に集中しにくい環境になっているのではないかと思われます。(2017/3/14 神奈川県 Bさん投稿)

 →この体験談は、「大根がハクサイダニの被害を受けた」へ、掲載いたしました。(2017/4/3)

・クルミの近くでも育つ作物は?

2年程借りている畑の東側に、クルミの木が有り、畑の中まで根を伸ばしています。

これまでに、ネギ・里芋・エゴマ・大豆・ヤーコン等育ててみましたが、良く育ったのはヤーコンのみ、大豆は最悪で殆ど実が付きませんでした。同時期に少し離れた畑に蒔いた大豆は、良く育ちました。

クルミに、日当たり以外にも何か問題があるのでは?と思い調べてみたところ、多くの植物に対し有害または成長を阻害するユグロン(juglone)という成分が含まれているそうです。

 

同じように、クルミの近くに畑がある方で、良く育つ作物、育ちの悪い作物など有りましたら、教えていただけないでしょうか?

 

里芋も小振りな株でしたが、ある程度は収穫出来たので、種芋・親株で育つものは強いように感じます。借りた時は、ギシギシやチガヤが良く育っていましたので、宿根も強いです。

 

マメ科は相性悪いようです。

 

ヤーコン以外にも相性の良い作物を見つけて、上手くクルミと付き合っていければと思います。よろしくお願い致します。(2017/2/22 山梨県 今井勤子さん投稿)

 →この体験談は、「クルミの近くの畑で、いろいろな作物の育ちが悪い」へ、掲載いたしました。(2017/4/3)

・さつまいもの植えつけ


さつまいもは、 常にはつるを植えますが 芋が生るまでに無くなるもの多く、去年作付けた初めての地面では 残るのは三分の二ほどでした。 しかし 同じ地面でも 安納芋は、 食いにくい小さいのを 種イモとして植えたら 十割がちゃんと根付き、 植えたのの十倍ほど 採れました。

写真は、植えつけた小芋と それが生した子芋です。(2017/2/2 神奈川県 二宮倫行さん投稿)

 

 →この体験談は、「サツマイモが上手く育たない」へ、掲載いたしました。(2017/2/17)

・稲の倒伏対策

参考になるかどうかわかりませんが、

・うちの田んぼは 稲が倒れぬよう コシヒカリはやめて わざと背丈低い品種「にこまる」を作付けていますが、これは温暖化の酷暑にも強く味もコシヒカリと同等以上取れ高も負けないものです。・・・ことしの苗床作りの写真を見てください、長いのは紅染め糯(丈高いが倒れない)、短いのがにこまるです。


・隣の親子体験の田んぼでは 品種は替えずに どうしても倒れるので、みかぶづつ 紐で結わえています。(2017/1/28 神奈川県 二宮倫行さん投稿)

 

 →この体験談は、「稲が倒伏する」へ、掲載いたしました。(2017/2/7)

・畑の畝立て方に関する気づき

私の畑は南向き斜面にあります。最初に畝を立てる時、傾斜に沿って南北にたてるか、東西に段々畑にするかで迷いました。

基本通りに南北に立てれば東から西へと作物全体に陽があたる反面、斜面なので養分が下へ流れてしまうこと、斜めなので作業がしづらいことが考えられました。

結局、両方試してみようと思い、南北と東西の畝が混在した状態になっていたのですが、あるとき、畑に立つと蒸し蒸ししてとても不快で、その原因が、畝の方向が統一されていないために、畝が壁となって風通しが悪くなっているからではないかと気がつきました。

そこで全ての畝を南北に立て直したら、風通しがよくなり、さわやかになりました。

傾斜の程度や畑の形などで南北がいい場合、東西がいい場合が考えられると思いますが、いずれにせよ、どちらかに統一するべきだったと思います。

現状では、斜面での作業は多少やりづらいですが、だいぶ慣れてきました。

養分が下に流れてしまうことに関しては、一番下にたまった土を、ジャガイモなどの土寄せに使うようにして対応しようと考えています。(2017/1/17 奈良県 Fさん投稿)

 →この体験談は、「畑の畝の立て方について」へ、掲載いたしました。(2017/2/2)

・サツマイモが上手く育たない

  1. 定植しても枯れてしまう芋づるが多い。
  2. 育った芋づるも収穫してみると芋が小さかったり、細かったり、数が少ない株が多い。
  3. 育ったサツマイモの多くがネズミにかじられる。

 

奈良県の中山間地、山際の棚田で前年まで慣行農法でお米を作っていたウナギの寝床のような細長い田んぼを畝立てした畑、幅1.5m~2.5mで長さ30m位、北西向きで日当たりは4月から9月までは6~8時間、12月と1月はほとんど陽が当たらない条件の悪いところです。1年目、2年目まで上記のように上手くサツマイモが育ちませんでした。

 

解決のために工夫した事

1.に関して

  • 5月の連休明けから5月末までに定植していたが、地温がしっかりと温まってから定植するようにした。6月の10日頃以降に定植。
  • 天気の良い日を選んで定植。
  • 植穴をできるだけこねないようにスコップを2回地面にいれ、笹の葉のような形にスコップで堀り、中の土をかたまりのまま掘り上げる。
  • 植穴に水を入れ、水がしっかりと土にしみこんでから芋づるを定植する。
  • 彫り上げた土を大雑把にほぐして植穴にもどし、しっかりと押さえ、刈った草をかぶせる。

 

2.に関して

  • 株元までしっかりとつる上げをすることで株元にできるサツマイモが大きくなり細いくず芋が減った。
  • 水はけの良い畝の両肩にサツマイモを定植し、湿りを好むオクラを中央で1条育てることで、両方の生育が良くなった。
  • オクラの収穫をするたびにつる上げをするように心がけた。 
オクラは畝の中央に育て、サツマイモを両肩に定植
オクラは畝の中央に育て、サツマイモを両肩に定植

 

3.に関して

  • ネズミはモグラ穴を利用してサツマイモを食べているようでしたので、植穴を掘る前にモグラ穴を足で踏んでしっかりとつぶしてから定植する。
  • つる上げをする時や除草をする時、モグラ穴がないか確認し、あればつぶす。

 

上記のようにした3年目からは、定植しても枯れるのは150本のうち1,2本だけとなり、収穫については、1株に3、4本の大き目のサツマイモがつき、またネズミによる被害もほとんどなくなりました。今年の収穫まで3年間は上手く栽培できています。(2017/1/23 奈良県 中村康博さん投稿)

 

 →この体験談は、「サツマイモが上手く育たない」へ、掲載いたしました。(2017/1/27)

・菖蒲やイグサが宿根を張っている田んぼを借りた

3年前から米を作っている田は、以前、花を作っていたそうで、溝があり、土も高くなっている状態。放棄されて15年くらいでした。谷津にあり、日照時間が短く、水を抜いても湿り気がなかなか取れません。田にはイグサ、ススキ、セイタカアワダチソウ、萱、蒲が部分、部分、密生していました。

 

1年目 初めは、背丈ほどもある、萱やセイタカアワダチソウを前にしばし呆然としましたが、端から草を刈りました。地面も平らではなく、刈った草を寄せながら、ある程度、平らにし、溝を揃えました。再度、植える前に草を刈り、萱の根はいくらか取りましたが、(今、思えば敵のように感じて…)手の関節が痛くなり、根を取るのはあきらめて、のこぎり鎌で十字に切り、植えました。米を育てている間は、それらの草の勢いは弱まり、あまり気になりませんでしたが、米は5畝程で10kも獲れませんでした。根をとるのに時間がかかって、田植えが遅くなってしまった為だと思います。その後作、3畝で麦を作りましたが、麦を作っているところだけは、萱などあまり育ちませんでしたが、それ以外は再びイグサが伸びました。萱やススキは少し減り、麦は30kくらい獲れました。

 

2年目 麦を作ったところは、麦やイグサを刈るだけでそのまま植えることができました。それ以外のところは、土ギリギリで草を刈り取り、植えるところにのこぎり鎌を深く挿して根を切り、植えました。それでも1反植えるのに2人で、延べ1か月かかってしまいました。(仕事の合間に行っているため)

畝が高いため、水の管理も難しく、成長期に十分な水をあげることが出来ない田なのでまめに水を入れましたが、あとから植えたものは、花は咲いても実が育ちませんでした。お米は60キロくらい獲れました。その後、古代小麦を蒔きましたが発芽せず、この年は、畝の高さの調整をしました。

 

3年目 冬期に何も作りませんでしたが、気になるほどのイグサや萱の伸びはありませんでした。替わりに、セリなど地を覆うタイプの草の勢力が強くなりました。田植え後の草の勢力が強く、草刈が大変でした。しかし、育ちはこれまで以上によかったです。高さの調整をした畝に限っては、実入りが悪かったです。しかし、イノシシが入ってしまい、ほとんど収穫できませんでした。

 

解決策というより、迷いや失敗の多い経験ですが、何か参考になればと思い、投稿させていただきます。

(2017/1/20 千葉県 Mさん投稿)

 

 →この体験談は、「菖蒲やイグサが宿根を張っている田んぼを借りた」へ、掲載いたしました。(2017/1/25)

・稲が倒伏する

神丹穂(赤米)がほぼ100%、倒伏しました。

その他、バスマティライス、ハツシモ、アサヒ、ジャポニカ種の香り米も、溝の際に生えている株を中心に、所々倒伏がみられました。

逆に、トヨサト、緑米、タイの香り米は全く倒伏しませんでした。

神丹穂は背が高め、茎が細めで、長いノギがあり、刈った株を手に持つと穂がずっしりとしているので、倒伏しやすい姿だなと感じました。

バスマティライスは茎が細くて、穂が充実、ハツシモ、アサヒは背が高め、ジャポニカ種の香り米はとても背が高くなるので、それぞれ倒伏しやすい姿だと感じました。

 

育ち具合は良好で、分けつもしっかりしていました。

田んぼは自然農1年目で、その前2年間休耕、その前は慣行農法で稲作がされていました。

水はよく入り、陽当たりも良好です。

 

神丹穂の種おろし4月26日、田植え7月2日、7月初旬~8月初旬に草刈り(2 回)、9月下旬頃にお米が実ってから倒伏しだして、神丹穂の稲刈りをした11月23日の時点ではほぼ全ての株が倒れていました。

苗の育ちがよく、神丹穂の田植えをした7月2日にはだいぶ大きくなってしまっていたので、苗床からとるときに根を損ねてしまったかなという印象があります。

もう少し苗が小さい時に田植えができたら、ダメージが少なく、根がよくはって倒伏が減るかもしれない、と考えています。(2017/1/17 奈良県 Fさん投稿)

 

 →この体験談は、「稲が倒伏する」へ、掲載いたしました。(2017/1/21)

・蒟蒻(こんにゃく)芋の保存

コンニャク芋を沢山収穫できたのですが、保存の仕方が分かりません。(2017/1/10 京都府 小島宏和さん投稿)

 

 →この体験談は、「蒟蒻(こんにゃく)芋の保存」へ、掲載いたしました。(2017/1/19)

・ゴボウの収穫

さっきゴボウを収穫しながら気になったことです。

かなり深いところまで掘らないと、収穫できなかったのですが、結果として耕してしまったようにおもいます。自然農的に考えてあまりしないほうがいいことのようにも思いますが、どうなのでしょうか?

それと、できるだけゴボウの周囲の土をいじらないで収穫できる方法などございましたら教えてください。

ちなみに自分は、スコップと子供が砂遊びで使うようなシャベルを使って収穫しました。(2017/1/9 京都府 木津川市Sさん投稿)

 

 →この体験談は、「ゴボウの収穫」へ、掲載いたしました。(2017/1/19)

・ダイコンサルハムシへの対応

ダイコンサルハムシには、手こずりますよね。

採ろうと手を近づけるだけで、ぽろっと落ちて葉の奥に逃げ込まれてしまいます。

特に白菜にたくさん付くと、葉はボロボロに。

そこで良い方法がないかとネットで検索したところ、見つけました。

手軽で効果のある、良い方法です。

用意するのは、「でんぷんのり」小学校の工作で使ったやつです、と「割りばし」この二つだけ。

やり方は至って簡単、割りばしの先にでんぷんのりを付けて、気付かれないよう、ゆっくりとハムシに近づけ、ペタペタと引っ付けて行きます。

これは面白い様に取れて、効果抜群です。

これだと逃げられないし、作物に影響もありません。

ぜひお試しを!!

(2016/11/22 和歌山県 高島 一さん投稿)

 

 →この体験談は、「ダイコンサルハムシによるアブラナ科の被害」へ、掲載いたしました。(2016/12/22)

 ・湿地を好む草が根を張っている田んぼでの対処

冬になって水を止めてもずっと湿ってじくじくしている様な湿地で田んぼをして8~9年ほどになります。

 

10年以上耕作放棄地となっていたところをお借りし、ガマやい草、笹にジュズダマなど宿恨の中でも太くたくましい草々が生い茂っているまさに湿地でしたので、お米の苗床は畝を高めに作った畑に作り、田植え時に草々を刈りながら田植えを進めていきました。

 

田植えの際、まず草を刈るときは土の表面すれすれに刈ります。

 

のこぎり鎌で土を十字に切って苗を植える際に、宿根草の根がきついところは深めに鎌を挿して根切りをしています。(普通田植えの際には聞くことのない根切りの「バキ、ボキッ」といった音がすることも多々ありますが)

 

また、稲の植えたい位置にい草など株が固く大きく広がったところはなかなか鎌が奥まで入らないので、株の脇から少し削るようにして株を少し小さくしてから、そのすぐ近くは避けて植えます。すぐ脇だとい草の勢いに稲が負けてしまいがちになるからです。

 

夏の草刈り時期にはまた元気よく宿根草も育ってきますが、少し深めに地面に鎌を入れて刈ってあげるようにすると勢いは抑えられます。

 

そのようなやり方をしながら何年も経ってきた田んぼは、最初の宿根草のジャングルだったような様子からはぐっと抑えられて田んぼの様を見せてくれています。

 

もともと稲は水気を好む性質なので、その地質にはあっているようで、きちんと田植えして草刈りをすれば、しつこい宿根地帯の中で一本植えをしても見事に分けつして豊かな実りをもたらしてくれる姿はありがたい限りです。

 

またお互い工夫されている点を共有しながらめぐみをいただきたいですね。(2016/10/26 岐阜県Mさん投稿)

 

  →この体験談は、「菖蒲やイグサが宿根を張っている田んぼを借りた」へ、掲載いたしました。(2016/12/22)

・油粕や米ぬかどこで仕入れますか?
油粕や米ぬかどこで仕入れますか?(2016/11/6 大阪府 マークさん投稿)

・冬瓜を上手に育てることができない

奈良県明日香村で、棚田を畑にしています。(もともと、何年も誰もつかっておらず、放置された場所で、セイタカアワダチソウと葛が一面に広がっていた場所です)

水はけが悪く、大雨がふると、たんぼのように水がたまる部分もあります。それでいて、お天気が続くと、カチカチになる部分もあります。

自然農をそこではじめて8年目になります。気候は奈良県の中では温暖で、風の通りもよく、陽当たりもよいところだと思います。

 

1年目に冬瓜の種をおろした時には、2株から、6個ほどの実りを手にしましたが、その後からは、今年、やっと、1株から小さな冬瓜を1個の収穫ができただけで、それまでの6年間一度も実りを手にすることができませんでした。

 

種は、固定種の種を買ったこともありましたし、自然農で冬瓜を栽培するのが上手な方から、自家採種したものをいただいたもので試みたこともありますが、どちらにしても、まず、種がなかなか発芽しません。

「くら」を作って(くらをつくらない年もありました)、4月の下旬〜5月の上旬にかけて種を何度かおろしましたが、発芽する場合には、10日~2週間ほどかかっています。

6粒〜12粒(あまりに発芽しないので、大量に種をおろしたこともあります)ほどおろしても、1粒もでないこともあって、出ても、1粒くらいしか芽がでないことが多いです。

(最近、本を読み直して、冬瓜の種は乾燥しやすいので、土を多めにかぶせると書いてあって、土のかぶせ方は、他の種と同じように、その種の倍の厚さにしていたので、それも原因だったのかなと来年気をつけようと思っています)

 

芽がでても、ウリバエにやられてしまうことがあり、最初は周辺の草を刈りすぎないように、高さのある状態で草をのこして、対策しましたが、それでは、陽当たりも悪く、風も通りづらい上に、対策にはならず、葉を弱らせ、生育を妨げてしまっていたので、最近は、米袋で「あんどん」をつくりました。

その対策で、ウリバエにやられることはなくなりました。

 

それでも、株はあまり大きくならず、その後の成長がほとんどとまって、なかなかつるを伸ばさず、その場で少し大きくなるくらいで、ツルがのびても1mくらいです。

まわりの草も適度に刈っていて、乾燥しないように、刈りすぎず、風や陽当たりが悪くならないように、刈らなすぎずと気をつけているつもりです。

補いについてですが、「ぬか」は、いのししを呼んでしまうので控えていて、横側にある「のり面」が広い上に、竹林に続いているので、その草や笹をたくさん入れて補いとしたこともありましたが、大きな成果にならず、結局、上記に書いた結果です。

 

きゅうり以外の瓜科も、自分の栽培能力のせいもあると思うのですが、なかなか上手に育たない畑です。

(2016/10/21 奈良県 Mさん投稿)

 

 →この体験談は、「瓜科野菜のウリハムシ(ウリバエ)による被害」へ、抜粋して掲載いたしました。(2016/12/22)

 →この体験談は、「水はけの悪い畑で、ウリ科野菜を上手に育てることが出来ない」へ、抜粋して掲載いたしました。(2016/12/31)

 →この体験談は、「冬瓜の種が、発芽しにくい」へ、抜粋して掲載いたしました。(2017/1/19)

・自然農の田んぼにおけるジャンボタニシへの対応

3年前より川口さんの田んぼでも姿が見え始め、年々数を増しているジャンボタニシ。

その繁殖力や旺盛な食欲には目を見張るものがあり、はびこっている地域で慣行農法でのお米作りをされている農家の皆さんからは目の敵にされているような生き物です。

 

でも、全ての命を敵としない自然農ではジャンボタニシも例外ではなくて、上手に付き合えさえすれば、夏の草刈りをずいぶんと助けてもらえるありがたい存在です。

 

ちなみに、僕の田んぼは自然農で作り始めて17年になりますが、僕の地域では20年くらい前から姿が見られるようになっていたため、うちでは最初の年からの付き合いです。

 

さて、うちの田んぼでの付き合い方の一例をご紹介しましょう。

 

1.まず、春の種下ろしから田植えまでの苗床での育苗期間は全く気に掛ける必要がありません。ジャンボタニシは冬の間は土の中に潜りこんで越冬しているようです。

 

2.次に、田植えの際の方法です。

① 田植えの1週間くらい前、田んぼの全面の草を一度刈り倒してから水を入れます。

  水を入れると地中に潜っていたジャンボタニシも出て来てそろそろと活動を始めます。

② 田植えの日の朝、もしくは前日に田植えをする部分の草を丁寧に刈ります。

お天気の具合でこの時水が多いようでしたら、一旦水を落としてから刈った方が楽にできます。田植えの2日目以降はそれはできませんが。

③ 通常通りの田植えをします。

※ 田植えをする直前に2回目の草刈りをするというのがジャンボタニシ君の力を最大限に発揮してもらうためのポイントです。

 

3.水の管理

田植えの後、ジャンボタニシがしっかり活動できるように、植えた早苗の株元が浸かるくらい十分に水を入れます。

ただし、あまり深水にしすぎて、刈った草が完全に水に沈んでしまっている状態だと、植えたばかりの早苗が食害を受けてしまうので、程よい水管理が必要です。

したがって、場所によって高低差がないような田んぼに整えておくことが前提条件です。

(とはいっても、広い田んぼだとなかなか高低差をなくすのは難しいかもしれません。そんな場合は、時間をかけて整えられてください。)

なお、うちでも、田植えの直後に思いがけず大雨が降って深水になってしまい、食害を受けたことが何回かありました(*´▽`*)

 

夏の間の水管理がうまく出来ると、夏の間に一度も草刈りをしなくてもいい所も現れます。

うちの場合は5畝の田んぼの三分の二くらいの広さの部分が草刈りをしなくて済んだ年が何年かありました。

 

なお、川口さんも言われているように、ジャンボタニシは見られるようになった初期の頃はどんどん増えていきますが、際限なく増えていくということはなさそうです。

うちでも、去年あたりから少し落ち着いて(減って?)きているようで、数年前には前述の通り夏の草刈りが必要でないところも半分以上ありましたが、今年は上記のような作り方をしても全面草刈りに入る必要がありました。

それでも、一度草刈りをして水を程よく入れて管理すると、夏の終わりには足元に草の姿が見えなくなってしまうくらいジャンボタニシの食欲は旺盛です。

 

自然農の田んぼで、稲の株の足元に草の姿が見えないのはちょっと淋しい感じがしないでもないですが(*´▽`*)

それでは、ジャンボタニシのいてる地域の皆さんは上手に付き合われてくださいね

(^◇^)

 

※ なお、もとより気を付けられているとは思いますが、まだジャンボタニシが見られない地域の皆さんは、くれぐれも持ち込むことがないようにお気遣いをされてください。

(一番可能性として考えられるのは、ジャンボタニシがいる地域で育てられた早苗を貰って来て植え付けをすることです。)

自然農では敵とならない生き物であっても、慣行農法でのお米作りにとっては害を及ぼす生き物とされてしまいます。不必要なトラブルを招く原因ともなりかねませんので、ご注意をm(__)m 

(2016/9/25 和歌山県 勇惣 浩生さん投稿)

 

 →この体験談は、「ジャンボタニシとの付き合い方」へ、掲載いたしました。(2016/10/18)

・エンドウ豆の種採りが、カビでできない

ツタンカーメン豆を自然農栽培しています。今年で4年目になります。

自家採種するために、実を畑に植わったまま枯らそうとするのですが、ちょうど豆の収穫後半から葉や茎、豆に白いカビのようなものが現れます。

仕方なく自家採種を諦め、毎年種苗店から種を購入しています。

けれど、是非とも自然農の豆を自家採種したいのです。

ここは山間部で湿気も多く、日照時間も短いです。

カビが発生しかけたらまだ枯れていなくても採取して、実を取り出して乾燥させれば種として使えるのでしょうか。

どうすればうまく自家採種できるのか、分かりません。

                       (2016/6/15 兵庫県Mさん投稿)


 →この体験談は、「エンドウ豆の種取りが、カビでできない」へ、掲載いたしました。(2016/8/7)

・菖蒲やイグサなど宿根の処理

 新たに借りた休耕していた谷戸田ですが(横浜市)、菖蒲やイグサが、しっかり宿根を張っていて、そこに苗植えていいものか悩みます。こういう場合にうまく対処した人の体験談を聞きたいです。(2016/1/4 神奈川県Nさん投稿)

 →この体験談は、「菖蒲やイグサが宿根を張っている田んぼを借りた」へ、掲載いたしました。(2016/10/25)

≪2015年以前に寄せられた記事≫