寄せられた体験談

 皆様から寄せられた体験談は、まずはこのページでご紹介し、編集できたものから、テーマ別に「田んぼにおける問題と解決」「畑における問題と解決」「果樹園における問題と解決」のページへ掲載していきます。

≪最新の投稿記事≫

・獣害にあわない作物

赤目自然農塾もそうですが、獣害による作物の被害が増えています。

  • イノシシ
  • サル
  • 鹿
  • ネズミ

 

など、昨今増えているように思います。

他にも

  • タヌキ
  • アライグマ
  • ヌートリア

 

など地域によって様々な獣害に悩まされていると思いますが、

それに対する対策、また、特定の獣の害にあわない作物など教えて頂ければ嬉しいです。

(2017/3/19 奈良県 小岩洋貴さん投稿)

 →この体験談は、「獣害対策、獣害にあわない作物」へ、掲載いたしました。(2017/4/3)

・自家採種のニンジンが太く短い

奈良の三笠山のふもとの段々畑で自然農に取り組んで3年目です。

3年前に西洋ニンジンの自家採種の種を頂き、今までつないできました。

1年目は赤目の畑で立派に育ち、太さ、長さ共に良く育ってくれて、種をつないでいるのですが、2年目、3年目は家の近くの三笠山の畑で育てて、株元が太い物はあるのですが、全体的に短くなってしまいました。

 

問題点として考えていたのは

  • 日照時間の短さ(8時半頃~16時頃まで)
  • 畝立てをして時間が浅いための地力の無さ
  • 畝の立て方(段々畑の枕畝に植えているが、畝幅60cmくらい高さ15cm)
  • 畝の小石の多さ(3cm大以下のものは取り除いていません)

     

と、考えていたのですが、同じ畝に川口さんの勉強会で頂いたニンジンの種を植えると、葉は大きく、株元は太く、長さも長く育ちました。

 

品種の違いもあるとは思うのですが、採種の違いもあるのかと思い、

  • より良い採種の方法
  • 短くならない工夫
  • 短くなる理由

 

など教えて頂けたらと思い投稿いたしました。

どうぞ、よろしくお願いいたします。(2017/3/19 奈良県 小岩洋貴さん投稿)


 →この体験談は、「自家採種のニンジンが太く短い」へ、掲載いたしました。(2017/4/3)

・ダイコンがハクサイダニの被害を受けた

 

有機栽培の畑の片隅を借りて、自然農にて野菜を育てています。

水田に2メートル弱の高さで土を盛った畑地で、日当り、風の通り、水はけは良好です。雨の少ないときは乾きやすいですが、冬季は比較的湿りが保たれています。夏季の最高気温は平均30℃位、厳寒期の最低気温は平均で氷点下1℃前後です。

夏から秋にかけては、こぼれ種の中玉トマトやカボチャを育て、秋から冬にかけて大根をバラ播きにするということをここ3年ほど続けています。

 

去年の9月初めに源助大根、二年子雪の下大根の古種(2〜3位前に購入したもの)をバラ播きしました。他に前年のこぼれ種(源助大根、大蔵大根、ビタミン大根等、交雑の可能性あり)も発芽したと思われます。

間引きはほとんどせず、あまり手をかけていませんが生育は良好で、太い大根も収穫できました。

霜が強く降り始めた12月から1月頃は、外側の葉が霜でしおれる程度で中の方の葉は青々としていましたが、2月になると茎葉全体が白っぽく枯れたようになりました。よく見ると茎にハクサイダニの群れが動いていました。

 

ハクサイダニは、胴体は黒く脚は赤い色をしており、1ミリ弱ほどの大きさで、夏季は卵で休眠していますが、低温期になると発生し、ほとんどの冬野菜や野草に寄生し茎葉から汁を吸い、被害を受けた株は葉が白っぽくなり枯死します。そのため葉物野菜での影響が甚大です。低温期のため天敵がいないとのことです。

有機農家さんの話しでは、この畑は以前からハクサイダニの発生が多いので、発生前に収穫を終えるような作付けや比較的被害の少ないキャベツを作るなどの工夫を行なっているようです。

 

観察してみると、大根をバラ播きしたまま間引きせず、密集状態になっているところでは被害がひどいのですが、そのすぐ隣で大根がまばらに生えてきて、他の草とともに育ったところでは葉が青々としていて、近くにある水菜にも被害がありません。

 

風通しに関しては、植生の量に違いはなく、どちらも変りはないように思われます。

 

被害を受けていないところでは、大根の一株一株に十分な空間があることで、大根のいのちが健全に育まれたと考えられること、周囲には様々な草が共に生えて多様性が保たれていることで、ハクサイダニが大根に集中しにくい環境になっているのではないかと思われます。(2017/3/14 神奈川県 Bさん投稿)

 →この体験談は、「大根がハクサイダニの被害を受けた」へ、掲載いたしました。(2017/4/3)

・クルミの近くでも育つ作物は?

2年程借りている畑の東側に、クルミの木が有り、畑の中まで根を伸ばしています。

これまでに、ネギ・里芋・エゴマ・大豆・ヤーコン等育ててみましたが、良く育ったのはヤーコンのみ、大豆は最悪で殆ど実が付きませんでした。同時期に少し離れた畑に蒔いた大豆は、良く育ちました。

クルミに、日当たり以外にも何か問題があるのでは?と思い調べてみたところ、多くの植物に対し有害または成長を阻害するユグロン(juglone)という成分が含まれているそうです。

 

同じように、クルミの近くに畑がある方で、良く育つ作物、育ちの悪い作物など有りましたら、教えていただけないでしょうか?

 

里芋も小振りな株でしたが、ある程度は収穫出来たので、種芋・親株で育つものは強いように感じます。借りた時は、ギシギシやチガヤが良く育っていましたので、宿根も強いです。

 

マメ科は相性悪いようです。

 

ヤーコン以外にも相性の良い作物を見つけて、上手くクルミと付き合っていければと思います。よろしくお願い致します。(2017/2/22 山梨県 今井勤子さん投稿)

 →この体験談は、「クルミの近くの畑で、いろいろな作物の育ちが悪い」へ、掲載いたしました。(2017/4/3)

・さつまいもの植えつけ


さつまいもは、 常にはつるを植えますが 芋が生るまでに無くなるもの多く、去年作付けた初めての地面では 残るのは三分の二ほどでした。 しかし 同じ地面でも 安納芋は、 食いにくい小さいのを 種イモとして植えたら 十割がちゃんと根付き、 植えたのの十倍ほど 採れました。

写真は、植えつけた小芋と それが生した子芋です。(2017/2/2 神奈川県 二宮倫行さん投稿)

 

 →この体験談は、「サツマイモが上手く育たない」へ、掲載いたしました。(2017/2/17)

・稲の倒伏対策

参考になるかどうかわかりませんが、

・うちの田んぼは 稲が倒れぬよう コシヒカリはやめて わざと背丈低い品種「にこまる」を作付けていますが、これは温暖化の酷暑にも強く味もコシヒカリと同等以上取れ高も負けないものです。・・・ことしの苗床作りの写真を見てください、長いのは紅染め糯(丈高いが倒れない)、短いのがにこまるです。


・隣の親子体験の田んぼでは 品種は替えずに どうしても倒れるので、みかぶづつ 紐で結わえています。(2017/1/28 神奈川県 二宮倫行さん投稿)

 

 →この体験談は、「稲が倒伏する」へ、掲載いたしました。(2017/2/7)

・畑の畝立て方に関する気づき

私の畑は南向き斜面にあります。最初に畝を立てる時、傾斜に沿って南北にたてるか、東西に段々畑にするかで迷いました。

基本通りに南北に立てれば東から西へと作物全体に陽があたる反面、斜面なので養分が下へ流れてしまうこと、斜めなので作業がしづらいことが考えられました。

結局、両方試してみようと思い、南北と東西の畝が混在した状態になっていたのですが、あるとき、畑に立つと蒸し蒸ししてとても不快で、その原因が、畝の方向が統一されていないために、畝が壁となって風通しが悪くなっているからではないかと気がつきました。

そこで全ての畝を南北に立て直したら、風通しがよくなり、さわやかになりました。

傾斜の程度や畑の形などで南北がいい場合、東西がいい場合が考えられると思いますが、いずれにせよ、どちらかに統一するべきだったと思います。

現状では、斜面での作業は多少やりづらいですが、だいぶ慣れてきました。

養分が下に流れてしまうことに関しては、一番下にたまった土を、ジャガイモなどの土寄せに使うようにして対応しようと考えています。(2017/1/17 奈良県 Fさん投稿)

 →この体験談は、「畑の畝の立て方について」へ、掲載いたしました。(2017/2/2)

・サツマイモが上手く育たない

  1. 定植しても枯れてしまう芋づるが多い。
  2. 育った芋づるも収穫してみると芋が小さかったり、細かったり、数が少ない株が多い。
  3. 育ったサツマイモの多くがネズミにかじられる。

 

奈良県の中山間地、山際の棚田で前年まで慣行農法でお米を作っていたウナギの寝床のような細長い田んぼを畝立てした畑、幅1.5m~2.5mで長さ30m位、北西向きで日当たりは4月から9月までは6~8時間、12月と1月はほとんど陽が当たらない条件の悪いところです。1年目、2年目まで上記のように上手くサツマイモが育ちませんでした。

 

解決のために工夫した事

1.に関して

  • 5月の連休明けから5月末までに定植していたが、地温がしっかりと温まってから定植するようにした。6月の10日頃以降に定植。
  • 天気の良い日を選んで定植。
  • 植穴をできるだけこねないようにスコップを2回地面にいれ、笹の葉のような形にスコップで堀り、中の土をかたまりのまま掘り上げる。
  • 植穴に水を入れ、水がしっかりと土にしみこんでから芋づるを定植する。
  • 彫り上げた土を大雑把にほぐして植穴にもどし、しっかりと押さえ、刈った草をかぶせる。

 

2.に関して

  • 株元までしっかりとつる上げをすることで株元にできるサツマイモが大きくなり細いくず芋が減った。
  • 水はけの良い畝の両肩にサツマイモを定植し、湿りを好むオクラを中央で1条育てることで、両方の生育が良くなった。
  • オクラの収穫をするたびにつる上げをするように心がけた。 
オクラは畝の中央に育て、サツマイモを両肩に定植
オクラは畝の中央に育て、サツマイモを両肩に定植

 

3.に関して

  • ネズミはモグラ穴を利用してサツマイモを食べているようでしたので、植穴を掘る前にモグラ穴を足で踏んでしっかりとつぶしてから定植する。
  • つる上げをする時や除草をする時、モグラ穴がないか確認し、あればつぶす。

 

上記のようにした3年目からは、定植しても枯れるのは150本のうち1,2本だけとなり、収穫については、1株に3、4本の大き目のサツマイモがつき、またネズミによる被害もほとんどなくなりました。今年の収穫まで3年間は上手く栽培できています。(2017/1/23 奈良県 中村康博さん投稿)

 

 →この体験談は、「サツマイモが上手く育たない」へ、掲載いたしました。(2017/1/27)

・菖蒲やイグサが宿根を張っている田んぼを借りた

3年前から米を作っている田は、以前、花を作っていたそうで、溝があり、土も高くなっている状態。放棄されて15年くらいでした。谷津にあり、日照時間が短く、水を抜いても湿り気がなかなか取れません。田にはイグサ、ススキ、セイタカアワダチソウ、萱、蒲が部分、部分、密生していました。

 

1年目 初めは、背丈ほどもある、萱やセイタカアワダチソウを前にしばし呆然としましたが、端から草を刈りました。地面も平らではなく、刈った草を寄せながら、ある程度、平らにし、溝を揃えました。再度、植える前に草を刈り、萱の根はいくらか取りましたが、(今、思えば敵のように感じて…)手の関節が痛くなり、根を取るのはあきらめて、のこぎり鎌で十字に切り、植えました。米を育てている間は、それらの草の勢いは弱まり、あまり気になりませんでしたが、米は5畝程で10kも獲れませんでした。根をとるのに時間がかかって、田植えが遅くなってしまった為だと思います。その後作、3畝で麦を作りましたが、麦を作っているところだけは、萱などあまり育ちませんでしたが、それ以外は再びイグサが伸びました。萱やススキは少し減り、麦は30kくらい獲れました。

 

2年目 麦を作ったところは、麦やイグサを刈るだけでそのまま植えることができました。それ以外のところは、土ギリギリで草を刈り取り、植えるところにのこぎり鎌を深く挿して根を切り、植えました。それでも1反植えるのに2人で、延べ1か月かかってしまいました。(仕事の合間に行っているため)

畝が高いため、水の管理も難しく、成長期に十分な水をあげることが出来ない田なのでまめに水を入れましたが、あとから植えたものは、花は咲いても実が育ちませんでした。お米は60キロくらい獲れました。その後、古代小麦を蒔きましたが発芽せず、この年は、畝の高さの調整をしました。

 

3年目 冬期に何も作りませんでしたが、気になるほどのイグサや萱の伸びはありませんでした。替わりに、セリなど地を覆うタイプの草の勢力が強くなりました。田植え後の草の勢力が強く、草刈が大変でした。しかし、育ちはこれまで以上によかったです。高さの調整をした畝に限っては、実入りが悪かったです。しかし、イノシシが入ってしまい、ほとんど収穫できませんでした。

 

解決策というより、迷いや失敗の多い経験ですが、何か参考になればと思い、投稿させていただきます。

(2017/1/20 千葉県 Mさん投稿)

 

 →この体験談は、「菖蒲やイグサが宿根を張っている田んぼを借りた」へ、掲載いたしました。(2017/1/25)

・稲が倒伏する

神丹穂(赤米)がほぼ100%、倒伏しました。

その他、バスマティライス、ハツシモ、アサヒ、ジャポニカ種の香り米も、溝の際に生えている株を中心に、所々倒伏がみられました。

逆に、トヨサト、緑米、タイの香り米は全く倒伏しませんでした。

神丹穂は背が高め、茎が細めで、長いノギがあり、刈った株を手に持つと穂がずっしりとしているので、倒伏しやすい姿だなと感じました。

バスマティライスは茎が細くて、穂が充実、ハツシモ、アサヒは背が高め、ジャポニカ種の香り米はとても背が高くなるので、それぞれ倒伏しやすい姿だと感じました。

 

育ち具合は良好で、分けつもしっかりしていました。

田んぼは自然農1年目で、その前2年間休耕、その前は慣行農法で稲作がされていました。

水はよく入り、陽当たりも良好です。

 

神丹穂の種おろし4月26日、田植え7月2日、7月初旬~8月初旬に草刈り(2 回)、9月下旬頃にお米が実ってから倒伏しだして、神丹穂の稲刈りをした11月23日の時点ではほぼ全ての株が倒れていました。

苗の育ちがよく、神丹穂の田植えをした7月2日にはだいぶ大きくなってしまっていたので、苗床からとるときに根を損ねてしまったかなという印象があります。

もう少し苗が小さい時に田植えができたら、ダメージが少なく、根がよくはって倒伏が減るかもしれない、と考えています。(2017/1/17 奈良県 Fさん投稿)

 

 →この体験談は、「稲が倒伏する」へ、掲載いたしました。(2017/1/21)

・蒟蒻(こんにゃく)芋の保存

コンニャク芋を沢山収穫できたのですが、保存の仕方が分かりません。(2017/1/10 京都府 小島宏和さん投稿)

 

 →この体験談は、「蒟蒻(こんにゃく)芋の保存」へ、掲載いたしました。(2017/1/19)

・ゴボウの収穫

さっきゴボウを収穫しながら気になったことです。

かなり深いところまで掘らないと、収穫できなかったのですが、結果として耕してしまったようにおもいます。自然農的に考えてあまりしないほうがいいことのようにも思いますが、どうなのでしょうか?

それと、できるだけゴボウの周囲の土をいじらないで収穫できる方法などございましたら教えてください。

ちなみに自分は、スコップと子供が砂遊びで使うようなシャベルを使って収穫しました。(2017/1/9 京都府 木津川市Sさん投稿)

 

 →この体験談は、「ゴボウの収穫」へ、掲載いたしました。(2017/1/19)

・ダイコンサルハムシへの対応

ダイコンサルハムシには、手こずりますよね。

採ろうと手を近づけるだけで、ぽろっと落ちて葉の奥に逃げ込まれてしまいます。

特に白菜にたくさん付くと、葉はボロボロに。

そこで良い方法がないかとネットで検索したところ、見つけました。

手軽で効果のある、良い方法です。

用意するのは、「でんぷんのり」小学校の工作で使ったやつです、と「割りばし」この二つだけ。

やり方は至って簡単、割りばしの先にでんぷんのりを付けて、気付かれないよう、ゆっくりとハムシに近づけ、ペタペタと引っ付けて行きます。

これは面白い様に取れて、効果抜群です。

これだと逃げられないし、作物に影響もありません。

ぜひお試しを!!

(2016/11/22 和歌山県 高島 一さん投稿)

 

 →この体験談は、「ダイコンサルハムシによるアブラナ科の被害」へ、掲載いたしました。(2016/12/22)

 ・湿地を好む草が根を張っている田んぼでの対処

冬になって水を止めてもずっと湿ってじくじくしている様な湿地で田んぼをして8~9年ほどになります。

 

10年以上耕作放棄地となっていたところをお借りし、ガマやい草、笹にジュズダマなど宿恨の中でも太くたくましい草々が生い茂っているまさに湿地でしたので、お米の苗床は畝を高めに作った畑に作り、田植え時に草々を刈りながら田植えを進めていきました。

 

田植えの際、まず草を刈るときは土の表面すれすれに刈ります。

 

のこぎり鎌で土を十字に切って苗を植える際に、宿根草の根がきついところは深めに鎌を挿して根切りをしています。(普通田植えの際には聞くことのない根切りの「バキ、ボキッ」といった音がすることも多々ありますが)

 

また、稲の植えたい位置にい草など株が固く大きく広がったところはなかなか鎌が奥まで入らないので、株の脇から少し削るようにして株を少し小さくしてから、そのすぐ近くは避けて植えます。すぐ脇だとい草の勢いに稲が負けてしまいがちになるからです。

 

夏の草刈り時期にはまた元気よく宿根草も育ってきますが、少し深めに地面に鎌を入れて刈ってあげるようにすると勢いは抑えられます。

 

そのようなやり方をしながら何年も経ってきた田んぼは、最初の宿根草のジャングルだったような様子からはぐっと抑えられて田んぼの様を見せてくれています。

 

もともと稲は水気を好む性質なので、その地質にはあっているようで、きちんと田植えして草刈りをすれば、しつこい宿根地帯の中で一本植えをしても見事に分けつして豊かな実りをもたらしてくれる姿はありがたい限りです。

 

またお互い工夫されている点を共有しながらめぐみをいただきたいですね。(2016/10/26 岐阜県Mさん投稿)

 

  →この体験談は、「菖蒲やイグサが宿根を張っている田んぼを借りた」へ、掲載いたしました。(2016/12/22)

・油粕や米ぬかどこで仕入れますか?
油粕や米ぬかどこで仕入れますか?(2016/11/6 大阪府 マークさん投稿)

・冬瓜を上手に育てることができない

奈良県明日香村で、棚田を畑にしています。(もともと、何年も誰もつかっておらず、放置された場所で、セイタカアワダチソウと葛が一面に広がっていた場所です)

水はけが悪く、大雨がふると、たんぼのように水がたまる部分もあります。それでいて、お天気が続くと、カチカチになる部分もあります。

自然農をそこではじめて8年目になります。気候は奈良県の中では温暖で、風の通りもよく、陽当たりもよいところだと思います。

 

1年目に冬瓜の種をおろした時には、2株から、6個ほどの実りを手にしましたが、その後からは、今年、やっと、1株から小さな冬瓜を1個の収穫ができただけで、それまでの6年間一度も実りを手にすることができませんでした。

 

種は、固定種の種を買ったこともありましたし、自然農で冬瓜を栽培するのが上手な方から、自家採種したものをいただいたもので試みたこともありますが、どちらにしても、まず、種がなかなか発芽しません。

「くら」を作って(くらをつくらない年もありました)、4月の下旬〜5月の上旬にかけて種を何度かおろしましたが、発芽する場合には、10日~2週間ほどかかっています。

6粒〜12粒(あまりに発芽しないので、大量に種をおろしたこともあります)ほどおろしても、1粒もでないこともあって、出ても、1粒くらいしか芽がでないことが多いです。

(最近、本を読み直して、冬瓜の種は乾燥しやすいので、土を多めにかぶせると書いてあって、土のかぶせ方は、他の種と同じように、その種の倍の厚さにしていたので、それも原因だったのかなと来年気をつけようと思っています)

 

芽がでても、ウリバエにやられてしまうことがあり、最初は周辺の草を刈りすぎないように、高さのある状態で草をのこして、対策しましたが、それでは、陽当たりも悪く、風も通りづらい上に、対策にはならず、葉を弱らせ、生育を妨げてしまっていたので、最近は、米袋で「あんどん」をつくりました。

その対策で、ウリバエにやられることはなくなりました。

 

それでも、株はあまり大きくならず、その後の成長がほとんどとまって、なかなかつるを伸ばさず、その場で少し大きくなるくらいで、ツルがのびても1mくらいです。

まわりの草も適度に刈っていて、乾燥しないように、刈りすぎず、風や陽当たりが悪くならないように、刈らなすぎずと気をつけているつもりです。

補いについてですが、「ぬか」は、いのししを呼んでしまうので控えていて、横側にある「のり面」が広い上に、竹林に続いているので、その草や笹をたくさん入れて補いとしたこともありましたが、大きな成果にならず、結局、上記に書いた結果です。

 

きゅうり以外の瓜科も、自分の栽培能力のせいもあると思うのですが、なかなか上手に育たない畑です。

(2016/10/21 奈良県 Mさん投稿)

 

 →この体験談は、「瓜科野菜のウリハムシ(ウリバエ)による被害」へ、抜粋して掲載いたしました。(2016/12/22)

 →この体験談は、「水はけの悪い畑で、ウリ科野菜を上手に育てることが出来ない」へ、抜粋して掲載いたしました。(2016/12/31)

 →この体験談は、「冬瓜の種が、発芽しにくい」へ、抜粋して掲載いたしました。(2017/1/19)

・自然農の田んぼにおけるジャンボタニシへの対応

3年前より川口さんの田んぼでも姿が見え始め、年々数を増しているジャンボタニシ。

その繁殖力や旺盛な食欲には目を見張るものがあり、はびこっている地域で慣行農法でのお米作りをされている農家の皆さんからは目の敵にされているような生き物です。

 

でも、全ての命を敵としない自然農ではジャンボタニシも例外ではなくて、上手に付き合えさえすれば、夏の草刈りをずいぶんと助けてもらえるありがたい存在です。

 

ちなみに、僕の田んぼは自然農で作り始めて17年になりますが、僕の地域では20年くらい前から姿が見られるようになっていたため、うちでは最初の年からの付き合いです。

 

さて、うちの田んぼでの付き合い方の一例をご紹介しましょう。

 

1.まず、春の種下ろしから田植えまでの苗床での育苗期間は全く気に掛ける必要がありません。ジャンボタニシは冬の間は土の中に潜りこんで越冬しているようです。

 

2.次に、田植えの際の方法です。

① 田植えの1週間くらい前、田んぼの全面の草を一度刈り倒してから水を入れます。

  水を入れると地中に潜っていたジャンボタニシも出て来てそろそろと活動を始めます。

② 田植えの日の朝、もしくは前日に田植えをする部分の草を丁寧に刈ります。

お天気の具合でこの時水が多いようでしたら、一旦水を落としてから刈った方が楽にできます。田植えの2日目以降はそれはできませんが。

③ 通常通りの田植えをします。

※ 田植えをする直前に2回目の草刈りをするというのがジャンボタニシ君の力を最大限に発揮してもらうためのポイントです。

 

3.水の管理

田植えの後、ジャンボタニシがしっかり活動できるように、植えた早苗の株元が浸かるくらい十分に水を入れます。

ただし、あまり深水にしすぎて、刈った草が完全に水に沈んでしまっている状態だと、植えたばかりの早苗が食害を受けてしまうので、程よい水管理が必要です。

したがって、場所によって高低差がないような田んぼに整えておくことが前提条件です。

(とはいっても、広い田んぼだとなかなか高低差をなくすのは難しいかもしれません。そんな場合は、時間をかけて整えられてください。)

なお、うちでも、田植えの直後に思いがけず大雨が降って深水になってしまい、食害を受けたことが何回かありました(*´▽`*)

 

夏の間の水管理がうまく出来ると、夏の間に一度も草刈りをしなくてもいい所も現れます。

うちの場合は5畝の田んぼの三分の二くらいの広さの部分が草刈りをしなくて済んだ年が何年かありました。

 

なお、川口さんも言われているように、ジャンボタニシは見られるようになった初期の頃はどんどん増えていきますが、際限なく増えていくということはなさそうです。

うちでも、去年あたりから少し落ち着いて(減って?)きているようで、数年前には前述の通り夏の草刈りが必要でないところも半分以上ありましたが、今年は上記のような作り方をしても全面草刈りに入る必要がありました。

それでも、一度草刈りをして水を程よく入れて管理すると、夏の終わりには足元に草の姿が見えなくなってしまうくらいジャンボタニシの食欲は旺盛です。

 

自然農の田んぼで、稲の株の足元に草の姿が見えないのはちょっと淋しい感じがしないでもないですが(*´▽`*)

それでは、ジャンボタニシのいてる地域の皆さんは上手に付き合われてくださいね

(^◇^)

 

※ なお、もとより気を付けられているとは思いますが、まだジャンボタニシが見られない地域の皆さんは、くれぐれも持ち込むことがないようにお気遣いをされてください。

(一番可能性として考えられるのは、ジャンボタニシがいる地域で育てられた早苗を貰って来て植え付けをすることです。)

自然農では敵とならない生き物であっても、慣行農法でのお米作りにとっては害を及ぼす生き物とされてしまいます。不必要なトラブルを招く原因ともなりかねませんので、ご注意をm(__)m 

(2016/9/25 和歌山県 勇惣 浩生さん投稿)

 

 →この体験談は、「ジャンボタニシとの付き合い方」へ、掲載いたしました。(2016/10/18)

・エンドウ豆の種採りが、カビでできない

ツタンカーメン豆を自然農栽培しています。今年で4年目になります。

自家採種するために、実を畑に植わったまま枯らそうとするのですが、ちょうど豆の収穫後半から葉や茎、豆に白いカビのようなものが現れます。

仕方なく自家採種を諦め、毎年種苗店から種を購入しています。

けれど、是非とも自然農の豆を自家採種したいのです。

ここは山間部で湿気も多く、日照時間も短いです。

カビが発生しかけたらまだ枯れていなくても採取して、実を取り出して乾燥させれば種として使えるのでしょうか。

どうすればうまく自家採種できるのか、分かりません。

                       (2016/6/15 兵庫県Mさん投稿)


 →この体験談は、「エンドウ豆の種取りが、カビでできない」へ、掲載いたしました。(2016/8/7)

・菖蒲やイグサなど宿根の処理

 新たに借りた休耕していた谷戸田ですが(横浜市)、菖蒲やイグサが、しっかり宿根を張っていて、そこに苗植えていいものか悩みます。こういう場合にうまく対処した人の体験談を聞きたいです。(2016/1/4 神奈川県Nさん投稿)

 →この体験談は、「菖蒲やイグサが宿根を張っている田んぼを借りた」へ、掲載いたしました。(2016/10/25)

・人参の色が薄くなる

 我が家で今まで収穫した人参には

①市販の人参や、有機野菜のような濃いだいだい色の人参(川口さんの投稿「人参の自家採種で、色が薄くなってきた」の”解決1”を読ませて頂いてから、思い出してみると、1年目に、黒田五寸人参と金時人参の2種を蒔いたので、その次の年には、このような濃い色をしたものもあったように思いますが、最近ではありません。)

②優しいだいだい色の人参

③だいたい色の人参から色が抜けて、肌色のような、うすいピンクのような色になる(少しアトピー状のような繊維がよく見える)人参

④黄色っぽくなる人参

⑤黄色の人参からさらに、色が抜けて白っぽくなった人参(少しアトピー状のような繊維がよく見える)があったように感じています。

 

 最近、我が家でとれる人参は、②〜⑤です。

 以下は、②〜④の写真です。写真の人参は、奈良県明日香村で、5年ほど自家採取をし続けたものです。(最初は、固定種の黒田五寸人参のタネを買いました。)

②優しいだいだい色の人参
②優しいだいだい色の人参
③やや肌色の人参
③やや肌色の人参
④やや黄色の人参
④やや黄色の人参

 味は、③と⑤は、②と④に比べて少し水っぽく、④と⑤は、②に比べると甘みが落ちるように思います。

 

 年々色が抜けるものは、増えていく傾向にあり、味も落ちるように感じていたので、困っていましたが、去年から今年を比べると、今年も一定量の変色がありますが、今年さらに増えることはありませんでした。

 畑には、他のセリ科の草も多く繁殖していて、種を取る頃に、同じように種がたくさんできています。

 種取りの問題だけでないと思うので、日にちをずらして蒔いたり、湿りの強いところ、やや乾燥しているところとわけて植えてみて、その違いを観察していますが、はっきりとした違いは、感じることができていません。(2015/9/3 奈良県Mさん投稿)

 

 →この体験談は、人参の自家採種で、色が薄くなってきた」の”体験談1“として掲載いたしました。(2015/10/5)

・ウリハムシモドキによる食害

 自然農5~6年目の山間の畑で、2年連続でウリハムシモドキ(幼虫・成虫)の被害に遭っています。

左がウリハムシモドキの成虫(右はウリハムシの成虫)
左がウリハムシモドキの成虫(右はウリハムシの成虫)

 5年目の2014年春、青シソ(7割ほど)、田んぼの畦に植えた大豆(3割ほど)、ゴボウの地上部(全滅)を、ウリハムシモドキの成虫に食べられました。畑に隣接する田んぼ一面にレンゲが生えていて、よく見るとレンゲの葉にたくさんのウリハムシモドキの幼虫がついていました。レンゲによって大発生したウリハムシモドキが畑にも来たようです。

 田んぼにレンゲが一面に生えたのは、おそらく以前にここで田んぼをされていた方が種を蒔き、それが今になって生えたものと思われます。レンゲは窒素分を増やすせいか、この年のお米は育ちが良かったですが、ウリハムシモドキの大発生は、土地が片寄るのを調整する自然の働きかもしれないと思いました。

 この年の冬には田んぼ一面に麦を蒔いたので、レンゲはあまり生えませんでした。そのせいか、翌年2015年春は昨年ほどの大発生ではありませんでしたが、やはりウリハムシモドキが畑にもたくさん居ました。サニーレタスとゴボウにウリハムシモドキの幼虫が居たので、手で2~3回捕殺したところ、前年よりは被害を防ぐことができました。(2015/8/25 三重県Sさん投稿)


 →この体験談は、「ウリハムシモドキによる食害」の”問題2“として掲載いたしました。(2015/8/28)

・「田植えに時間がかかる」についての一つの方法

 田植えのとき、1本の紐に添って、横移動で植えてゆく方法は、苗の植え付け本数に対して、移動距離が長く、そのぶん時間がかかり疲れます。

 数本の紐(3~5本)を一度に張るか、1本の紐に対して定規などを当てて、数列同時に下がりながら、田植えをしてゆきます。この方が移動距離も少なく、身体への負担も少ないです。(腰痛のある方が、この方法に変えて随分楽になったと聞きました。)

 尚、余談ではありますが、作業途中で前や後(植えてきた成果や、これから植えなければならない場所)を頻繁に見ない方が良いです。疲れは作業と作業のスキマにしのびこみます。今植えている1本に集中し、それが終わればすぐに次の1本に集中する。これをくりかえしていれば、自分でも驚くほど簡単に、速く、作業が進む事があります。(2015/8/25 愛媛県Yさん投稿)

 

 →この体験談は、「田植えに時間がかかる」の”解決4“として掲載いたしました。(2015/8/28)

・稲の手植えを早く行うやり方

 稲の手植えを、初めはしゃがんで手鎌で草の根断って、やっていましたが、余りにも時間かかり・・・死ぬほど頑張って日に一畝、もう次の日は膝や腰が痛みやる気なくなるほどでした。

 そこで考えて、鍬で植える所の草を五寸角ほどに根っこごと剥がして、それがひと筋終ったらその剥がした所に植えて行くようにしたら、ずっと楽にできて次の日もやる気失くさずできるようになりました。

 また、植えた苗の周りにはしばらく草生えず、草抑えも楽になりました。(2015/8/12 神奈川県Nさん投稿)


 →この体験談は、「田植えに時間がかかる」の”解決3“として掲載いたしました。(2015/8/28)

・田んぼの草抑えをより楽にする

 うちの田んぼは、ひと雨降ると何日もじゅくじゅく湿っている湿田で、稲苗の手植えののちは水草がはびこって毎週草抑えせねばならない困った状態でした。

 今年は、その水草を根っこごと剥がして畔に除けておくことにしたら、そのあとにはしばらく草生えず、すこぶる楽できています。

 ただし、畔に除けてしまうとトロトロ層ができず、その対策どうするか考えなきゃいかんと案じています。(2015/8/12 神奈川県Nさん投稿)

 

 →この体験談は、「田んぼに夏草が繁茂する」”解決9“として掲載いたしました。(2015/8/28)

・ケラの被害について

 ケラは湿った土を特に好み、石や刈り草の下などによく見られることから、思い切って苗代の上の覆土した土の上に草を振りまくのをやめたところ、ケラの被害が減りました。ケラは草が敷かれていると活動が活発になるようです。草を敷くのをやめたことにより地温が上がりやすくなり、発芽までの期間も大幅に短縮しました。これも被害を小さくした要因になったと思います。種籾を芽出して播種すればさらに効果が大きいと思います。ただし、苗代表面が露出しているため膨張ネットなどの鳥除け対策は万全にします。また表面が乾きやすくなるので、必要に応じて灌水します。(2015/7/29 静岡県Tさん投稿)

 

 →この体験談は、「オケラによる苗床の被害(オケラ対策)」の”解決7“として掲載いたしました。(2015/8/28)

・ヒメナガメによる食害

 田の経験は慣行農法で2回あります。また畑も慣行農法で有機栽培で2年ほどの経験がありますが、せいぜい夏野菜を数種類(きゅうり、なす、ピーマン、トマト、ゴーヤ、大豆)とサツマイモ、ジャガイモ、アスパラ、たまねぎ、ネギ、コマツナを経験した程度です。田も畑も共に今年から自然農でおこない始めました。

 5月に大根の種を降ろし、順調に育ってくれていたのですが、6月中ごろぐらいより、ヒメナガメがたくさん集まるようになり、そのナガメに大根の葉っぱをほとんど食べつくされてしまいました。80cmの畝幅に2条で15cm間隔で種を2粒づつ降ろしていました。合計44本の大根が順調よく育ってくれているように思っていたのですが、日に日に葉が少なくなっていくので、今朝全ての大根を抜きました。サイズは大きいものでも、直径5cm、長さは15cm程度でした。

 そこの畑は、2年前からお借りしている畑で、私が借りる前は有機肥料で畑をされていました。山間地域で、赤目と同じぐらいの高度で、気温も平地に比べて3~4度ほど低いと思います。元々は慣行農法の田んぼだったので、土は粘土質ぎみで、日も山間地域なので、早く暮れます。

 成長途中で葉が少し黄色く感じたので、2度ほどぬかと菜種の油粕を半々にしたものを軽く施しました。保湿のために土が隠れるように、草もかぶせていました。(2015/7/13 京都府Uさん投稿)

 

 →この体験談は「ヒメナガメによる食害」の”問題1“として掲載いたしました。(2015/8/28)

・田んぼにセリがはびこる

 他の方が有機でやっていた田んぼを自然農に切り替えて、5年目の田んぼです。

 大きさは4畝で、山間地の田んぼで粘土質なので、モグラ穴さえ気をつければ水持ちはいい方だと思います。水は川から引いていて、それほど冷たくはありません。日当たりもいいです。

 この田んぼ、最初はあまりなかったセリが年々増えて、今ではじゅうたんのようにびっしり生えている所もあります。田植えの時に、刈りながら植えて行くので時間がかかって仕方ありません。セリ刈りで体力をかなり消耗してしまうため、たった4畝の田んぼですが、2,3人でやって田植えに1週間くらいかかってしまいます。

 (ちなみに、刈ったセリはそのまま田んぼに敷いています。刈ったセリからまた根が出てきますが、いったんは勢いが収まるので、最初の草刈りのタイミングを逃さなければ稲が競争に負けることはなく、これまで一応きちんと育っています。)(2015/06/09 長野県 Uさん投稿)

 

 →この体験談は、「田んぼに夏草が繁茂する」の”問題1“として掲載いたしました。(2015/7/23)

・粘土質で、作物の育ちが悪い

 私の畑も田んぼとして使われていた場所ですが(自然農として11年、畑に転換して2~7年)、幅1.5m、高さ40cm程度の高めの畝にすることでほとんどの野菜を育てることが出来るようになりました。土質は重粘土質なので、畝をこのくらいの高さにすると、夏季は畝の表面が乾燥して固く締まりますが、草をある程度生やして日陰になるようにしてやったり、草が生えにくい場所では敷草をしたりして表土が乾燥しにくくなるように配慮しています。この時期までにある程度地中に根を張ることが出来る夏の果菜類などは問題ありませんが、ニンジンやキャベツなどこの時期に播種する必要がある野菜の場合は必要に応じて灌水をしています。

 ただ粘土質土壌で育った野菜は砂土や砂壌土で育った野菜と比べると姿や味などが異なります。特に葉物は背丈が詰まったずんぐりとした姿になり、大きさ的には小さめな姿ですが、それはこの環境に対応して育つ作物の本来の姿であり生育不良とは異なります。それぞれの環境に適合した姿の見極めも必要かと思います。(2015/5/5 静岡県Tさん投稿)

 

 →この体験談は、「粘土質で、作物の育ちが悪い」の”解決3“として掲載いたしました。(2015/5/5)

・いもち病で、稲が健康に育たない

 自然農を始めて7年めくらいの田んぼ。

 中山間地の棚田。日照時間は、朝8時くらいから5時くらいまで9時間くらい。

 水は山からの湧水、とても冷たい。

 

 畦の草をたくさん投入した箇所の稲が、不思議なミシン目の穴をたくさんあけられ、葉先を切り落とされてしまいました。

 これは稲ゾウムシの食害。しかしなぜこんな不思議な食べ方をするのか、気になって仕方ありませんでした。

 そこで、稲をじっくり観察してみると、いもち病特有の斑点ができていました。

つまり、畦の草をたくさん投入したためにそこだけ養分過多になり、さらに冷たい山水が直接当たったため、いもち病になりかけていた。

 いもち病は、地上部と、地下部のバランスが崩れた時に起きる病気のようです。地下部の働きが弱っている時に、養分過多になると地上部の葉茎ばかりに養分が偏り、病気になる。冷たい山水のせいで、根の成長がおもわしくないのに、畦草のせいで地上部が養分過多になっていたと思われます。

  「イモチが出たら葉を切れ」

  自然農法の福岡正信さんの著作にそのような記述があります。葉を切り落とすことで、地下部に向かうエネルギーを増やし、しっかりと根を成長させる。

 

 それを稲ゾウムシがやってくれていたのです。

 

 (葉茎の伸びすぎたネギ類の移植を行う時も、ひょろひょろに伸びた稲苗を田植えする時も、葉を切り落としますが、これも同じ理由からです。苗床でのイモチは、密植で徒長し、地上部が伸びすぎたためではないでしょうか?そんな時に一気に除草作業をすると、根を損ね、余計にバランスが悪くなります。)

 

 農夫である私たちの仕事は?

 あまりにもひどい場合は、できるだけ地下部の成長を促す作業をします。田んぼの水を一時的に止めたり、葉先を切り落としたり。しかし、自然界のバランス調節機能を見守ることも一つの方法である気がします。

 してはならない事は?

 さらなる補い、深水、冷たい水のかけ流しなど。

(2015/2/16 愛媛県Yさん投稿)


 →この体験談は、「いもち病で、稲が健康に育たない」”解決1“として掲載いたしました。(2015/3/2)

・ダイコンサルハムシの防除方法

 私も長年ハムシの被害に悩まされていましたが、ギシギシという多年生草本を根こそぎ取り除くことで、ダイコン、ハクサイ、ミズナなどのアブラナ科野菜の被害が減り、栽培可能になりました。不耕起栽培を続けるとどうしてもギシギシが増え、ここでハムシが増殖し、夏眠をすることで、秋作のアブラナ科野菜が甚大な被害を受けるのです。

(2015/2/8 奈良県 Kさん投稿)

・春まきのニンジン、ダイコンの芽が全て虫に食べられた

 自然農1年目。土地はスギナがしげる痩せ地。もともと畑ではなかった土です。

春まきのニンジン、ダイコンの芽が全て虫に食べられました。

 

 虫はウリハムシモドキの幼虫だと思われます。

 1cm前後の小さなイモムシで、色は暗い黄色か灰色です。

 芽は出たのですが、すべてこの虫に食べられました。

ウリハムシモドキの幼虫
ウリハムシモドキの幼虫

 見つけ次第に捕殺していたのですが、2畝に条蒔きしたニンジンとダイコンは全て無くなってしまいました。

 捕殺の他には、ニンニクをすりつぶし水でうすめてスプレーしたのですが効果は無かったように感じられます。

 

 同じ場所で、秋まきのニンジンとダイコンを育てています。

 秋まきは虫に食べられることなく、小さいながらも育ってくれました。

 春蒔きの食害は解決できませんでしたが、めげずに秋蒔きすると、同じ土地・野菜でもうまくいく事もあるんだなぁと思いました。

 来年の春蒔きでも食害に合うかどうか、また試してみます。

(2014/12/29 愛知県 Sさん投稿)

 

 →この体験談は、「ウリハムシモドキによる食害」の”問題1“として掲載いたしました。(2015/8/28)

・ダイコンサルハムシの食害について

  ダイコンサルハムシの食害について、ここ5年ほど成果が出ている?と思われることについて投稿いたします。

 

 私は葉ネギ(九条)を育てていたところに次作の大根を播種するようにしています。8月下旬にネギの株を掘り起し、株分けして別の畝に植え替えますが、この跡地に大根を播種しています。この方法を試みて5年ほど経過しましたが、今のところ深刻な食害は一度も発生していません。今年は比較のためにこれに該当する畝の隣の畝(前作がネギでない)にも同品種の大根を播種しましたが、こちらの畝はかなりの食害を受けました。

 

 ただここからは私見ですが、この問題は畑の深部の通気性が悪いときに起こるような気がしています。ハクサイにおいて同様な問題があった時に、畝の脇の溝を深く切りなおしたところ、劇的な効果があったことがありました。私の畑は粘土質でもともと通気性が悪い畑です。ですから前述のネギの後作の効果についても、ネギの株を掘り起こしたことによる一時的な通気性の改善が効果をもたらした可能性はあると思います。

(2014/12/19 静岡県Tさん投稿)

 

 →この体験談は、「ダイコンサルハムシによるアブラナ科の被害」の”解決6“として掲載いたしました。(2014/12/20)

・玉ねぎが十全な大きさに育たない

 玉ねぎの葉の姿は細いので、そこにどれだけ太陽の光があたり、光合成をすることができるかがポイントと感じている。

 具体的には、春になって草が出てきたときにしっかり草刈りをして、玉ねぎが埋もれないように、陽があたるようにしてあげること。

 また、株元に陽があたるように、被覆する草は株を中心に直径10cmくらいはよける。

 ただし、冬の間水分を保ちたいので、被覆する草は厚めに。

 補いは米ぬかを定植前か活着後すぐと、寒の内に。

 

 収穫間際の頃、一雨ごとにグンと大きくなる。

 葉が倒伏してもまだ太るけれど、最終的な大きさは冬の間に決まる。

(2014/12/8 奈良県Kさんが、兵庫県Nさんの体験を文章にして投稿)

 

 →この体験談は、「玉ねぎが十全な大きさに育たない」の”解決1“として掲載いたしました。(2014/12/20)

・田んぼの水持ちが悪い

 以前、排水口を設けていないにもかかわらず畝のツラまで水が溜まらないと投稿した、滋賀県のNです。

 私の田んぼは細長い三日月型の形をしていて、田んぼの面積を少しでも稼ぐためという理由と、借りた時の畝と溝をそのまま利用したという理由で、畦道、特に下の段の田んぼに接する方を狭くしてしまいました。幅にして50~80センチくらいしかありませんでした。

 今年3月の全国集会(第22回 妙なる畑の会 全国実践者の集い「田畑における具体的問題と解決」の学び)で出た話から畦道を広くする必要性を感じたので、4月から畦を広くする作業を始めました。田んぼ側の土を削ったくらいでは、土が全然足りないので、今年地主さんのご厚意で確保できた土を一輪車で何回も運び上げました。運ぶのも、その土を練るのも、それを崩れないように盛っていくのもかなり大変でしたが、畦道の幅を20~30センチくらい広げたお蔭で、去年まではどうあがいても畝のツラまで水が溜まらなかったのが、今年は条件がそろえばツラの上1センチ~2センチくらい水がのるようになりました。平均して4~5センチ水位が上がったと思います。

  これが一時的なものなのか、継続的なものなのかはわからないので、来年以降も見守っていく必要がありますが、1つの成果だと思いますので、報告させていただきます。

(2014/10/18 滋賀県 Nさん投稿)

 

 →この体験談は、「田んぼの水持ちが悪い、水が冷たい」の”解決4“として掲載いたしました。(2014/10/21)

・猪(イノシシ)対策

 約8畝の田。田植え後猪が出没、折角成長した苗が度々 ひっくり返された。

 荒らされた土を戻し苗も植え戻しを行い動物よけネットを張り巡らしたが、それでもネットを飛び越されて荒らされ、心が折れそうになった。

 「古い犬小屋の破片を田の回りに撒く」「人間の髪の毛をつるす」のアドバイスを近所の中学生からもらい実施。

 犬の寝床のわらを頂き、臭い拡散用の穴を開けたスーパーのビニール袋に入れ、髪の毛は自分や家内の物を水切りネットに入れ地面に近い高さに3メートル間隔でつるした。被害はピタット止まり2ヶ月になる。近辺には出没しているようであり、生命を絶たれたわけではなさそうである。ネットは外しても良さそうであるが、昨年ウサギ被害もあったのでしばらくネットはそのままにしている。

 猪には犬の臭いが効果が大きいのだろうと思っている。

(2014/9/15 鹿児島県Tさん投稿)

・田の草との付合い方

 神奈川県秦野市内で五年目の田んぼで自然農まなびの会をやっています。

 水容れるのを、初めはたうえ前から刈り採り前まででしたが、岡の草も水草もすこぶる多く強く茂って草抑えが行き届かず、反当りにすると玄米二俵弱しか採れませんでした。どうするか考えて、たまたま年中水取れる田んぼなので、冬も水容れて、そうするとほとんど水草ばかりになるので、それを春から初夏にかけて根っこごと引き抜いてたうえしています。そうすると、たうえが楽で一人でも一畝に二時間でできるし、反当り四俵弱採れるようになりました。また、芹やクレソンという食える水草は、田んぼの端の日当り悪いところに集めて、そこで生やして野菜として採っています。

(2014/7/28 神奈川県 Nさん投稿)

・畑の草との関係

 神奈川県秦野市の休耕中の畑を借りて野菜の自給を始めて六年目です。

 畑は二つあって、一つは元は棚田で畝立てて培ってほぼ問題なくものが生るのですが、もひとつがきちんと草刈りしていてチガヤと芝の地面になり向日葵がピンポン玉ほどの花の大きさライムギが膝の高さにしかなりませんでした…傾いた土地なので畝は立てず。作物が根を張れないのが原因だと思い、スコップで作付ける所を帯状に掘り返したらそこそこ育つようになりました。こういう場合は、人工の地面になっているのだから、自然に戻すために思い切ってトラクター入れて耕してチガヤと芝を減らすべきかと思います。

(2014/7/28 神奈川県 Nさん投稿)

≪2014年3月以前に寄せられた記事≫