・6年目ぐらいから、作物の育ちが悪くなってきた

問題:一部の畑(約10年目)において、自然農6年目くらいから作物の生育が悪くなる現象が出始めました。特に水を好む作物から出始め、その後は比較的乾燥に強いエンドウ、ラッカセイ、トウモロコシ、カボチャなども以前と比べると勢いが弱まって来ました。

解決1:原因は傾斜地であるにもかかわらず、畝をたててしまった為、乾燥が進み、本来ふえる営みであるはずの生命活動が減退してしまったと考えています。このため、ネギやイモ類を溝部分に植え、土寄せを兼ねて畝を平畝に近い状態に改造する試みを行っています。溝に植えた作物の生育は順調です。(静岡県 Tさん)

 

編集記自然農で栽培を重ねるうちに、畑がだんだん豊かになるのが普通なのに、なぜか逆に作物の育ちが悪くなってきた……という事例は、他でも見たことがあります。

 他にもこういった問題がおこったり、解決されたご経験をお持ちの方は、是非お寄せください。(2015/1/30)

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