・クルミの近くの畑で、いろいろな作物の育ちが悪い

問題:2年程借りている畑の東側に、クルミの木が有り、畑の中まで根を伸ばしています。

これまでに、ネギ・里芋・エゴマ・大豆・ヤーコン等育ててみましたが、良く育ったのはヤーコンのみ、大豆は最悪で殆ど実が付きませんでした。同時期に少し離れた畑に蒔いた大豆は、良く育ちました。

クルミに、日当たり以外にも何か問題があるのでは?と思い調べてみたところ、多くの植物に対し有害または成長を阻害するユグロン(juglone)という成分が含まれているそうです。

同じように、クルミの近くに畑がある方で、良く育つ作物、育ちの悪い作物など有りましたら、教えていただけないでしょうか?

 

里芋も小振りな株でしたが、ある程度は収穫出来たので、種芋・親株で育つものは強いように感じます。借りた時は、ギシギシやチガヤが良く育っていましたので、宿根も強いです。

 

マメ科は相性悪いようです。

 

ヤーコン以外にも相性の良い作物を見つけて、上手くクルミと付き合っていければと思います。よろしくお願い致します。

(2017/2/22 山梨県 今井勤子さん投稿)

考えられること:

  • 大豆の育ちが悪かったのは、日陰ゆえ、乾燥地ゆえ、養分過多ゆえ、種降ろしの時期が早すぎる、遅すぎる等々が理由に考えられます。
  • クルミが冬季に落葉するならば、落ち葉が年々重なって腐植土の層が上にできて、半日陰でも育つ野菜、或いは秋季から来春新葉が出るまでの冬季に、菜葉類はバラ蒔きで育つのではないでしょうか。又、宿根草のニラ、ミョウガ、フキ等も、クルミの下で育つのではないでしょうか。僕は、クルミの木のあるところでの経験はありませんが、今年育たなくても来年、数年後には育つ場に変化することも考えられますね。
  •  いずれの生物達も、自らを生きるに必要なものを誕生したときから与えられ、備え持っているはずです。又、それぞれの生物達、殺し殺され、生かし生かされの関係であり、一体であると同時に個々別々の存在であり営みです。年々の気候にも、土地の変化にも左右される存在でもあり、常に試みること挑戦することが大切であり、楽しいことでもあります。いろいろと試みてください。

 (2017/4/8 奈良県 川口由一さん投稿)

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