今年は、僕の住む愛媛松山近郊は春先のアブラムシが大変多く、ソラマメの栽培に支障がありました。
僕の畑でも、少し肥沃なところのソラマメは、春先のアブラムシに養分を吸われて、実付きが悪く収量が落ちました。
しかし、たまたま、専用の畝が確保できず、大根とカブの間の狭いスペースで育てたものは、豊作でした。
冬の間、大根・カブが旺盛に育つときは、ソラマメの姿は小さく、大根とカブの収穫が終わるころソラマメの姿が大きくなり、ちょうどよい具合に交替してくれました。
また、大根・カブがしっかり土地の養分を使ってくれたおかげで、ソラマメにアブラムシがたくさんつくこともありませんでした。(ソラマメにアブラムシがつくのは養分過多が原因の一つです。)
不耕起である自然農ならではの、「スキマ作戦」です。
今年の冬も大根の「スキマ」でソラマメを育てようと思っています。
(2017/6/7 愛媛県 山岡亨さんのFacebookより承諾を得て転載)
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