2014年

11月

19日

・除草剤が使われていた畑を借りた(解決数:3)

問題:畑を借りたのですが、隣の畑の方にお聞きしたら、どうも粒状の除草剤を撒かれていたとのことです。今更返すのも心残りで畑の守りをしたいのですが、畑の除草剤が抜け栽培に利用できるのは、いつ頃からか分かりません。毒を抜く方法が分かりません。(愛知県 Nさん)

 

解決1:粒状の除草剤は、強いものであった可能性があります。すぐには健康なお野菜を育てることはできないので、ひとまず栽培は控えた方が良いです。何もせずに草が生えるに任せておけば、その場のいのちが生死に巡るうちに浄化が進みます。汚染の程度によりますが、1年~3年も自然に任せておくと、かなりの浄化が進むはずです。(奈良県 川口由一氏

 

解決2:もし、田畑に水をとりこめる環境であれば、水をはって流す、はって流す……を何回か繰り返すことで、農薬や除草剤を早く流すことができます。(兵庫県 Nさん)

 

解決3:長期間に渡り農薬・除草剤を使っていた田畑では、地下に硬盤層(こうばんそう=硬く冷たい地層)ができてしまっていることがあり、地中の生態系に偏りが出てしまいます。

 自然に任せてもなかなか草が生えず浄化が進まない場合は、畦草を田畑に返し、直根が深く入る草を生やしておくか、同類の作物を育てると根が硬盤をつきやぶり残留農薬等を吸い上げるので、浄化が早まり栽培に適した土地に戻っていきます。直根が深く入る作物というのは、例えばトウモロコシやアワ、ヒエ、キビ等の雑穀が考えられます。(兵庫県 Nさん)

 

編集記この事例は「畑における問題と解決」で掲載させていただきましたが、田んぼでも、果樹園でも、同じように考えられると思います。

 他にも、除草剤を使用されていた田畑を借りて、自然農で栽培を重ねられた方からの体験談を伺ってみたいですね。ご経験がありましたら、是非お寄せください。(2014/11/19)